LEDには虫が寄ってこないって本当?
夜道を歩いていると、街灯まわりを虫が飛んでいる光景を目にしますよね。
窓に集まる虫。自動販売機に集まる虫。キャンプ場のトイレの蛍光灯に集まる虫。
なぜ虫は、照明に寄ってくるのかご存知でしょうか?
蛍光灯に虫が寄ってくる理由は大きく分けて2つあります。
【1、走行性】
虫には、光に対して一定の角度を保ちながら、移動する性質があります。
そのことを「走行性」といいます。
虫は太陽や月の明かりを目印にして、飛ぶ方向を決めているわけですが
けっして、光そのものを目指して飛んでいるわけではなく
光の方向を目安にして、一定の角度で飛んでいると考えられています。
ちなみに、街灯の光は四方八方に出ているので
方向や角度が定まらず、ぐるぐるとした飛び方になるのだそうです。
【2、紫外線】
紫外線は人間には目視できない光ですが、虫には見ることができます。
低い位置を飛行するとき、波長の短い紫外線を頼りにしていると言われています。
蛍光灯には、紫外線が微量に出ているため、虫が寄り付きやすいのだそうです。
さて、LED照明には虫が近寄らないかどうか?という本題ですが
結論から言いますと、LEDには紫外線がほぼ含まれないものと、含まれるものがあります。
LEDには、そもそも白色がなく、色を組み合わせて白色に見せる仕組みなのです。
色の組み合わせパターンには、次のようなものがあります。
1、青色を主体として、黄色の蛍光体を組み合わせて白をつくる方法
2、赤、緑、青の3色のLEDを組み合わせて、光の三原則により白をつくる方法
3、近紫外LEDまたは紫色LEDによって赤、緑、青の蛍光体を光らせる方法
【3】は、微量の紫外線を含みますが、蛍光灯の約200分の1程度。
【1】と【2】は、紫外線を含みませんので
LED照明には虫が寄り付かないといわれるわけです。
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